キャバクラのお酒・ドリンクシステムは居酒屋とは違います

これからキャバクラに行ってみたい方、キャバクラでのひと時をより楽しんでみたい方にとって欠かすことができないのがお酒です。

キャバクラはお酒を楽しむ場所ではありますが、一般的な居酒屋とは異なる独自のシステムが多く設けられています。

キャバクラで扱われるお酒の種類、銘柄、オーダー方法、ハウスボトル、キャストドリンクなどの知識について事前に理解しておくことで、スマートな対応をすることができます。

キャバクラにあるお酒の種類を知っておこう!

キャバクラには多種多様なお酒が用意されており、お気に入りのキャストと嗜む一杯はまさに格別です。

ここでは、お酒の種類、銘柄、システムなどをそれぞれ解説します。

キャバクラのお酒①:ハウスボトル

ハウスボトルとは、キャバクラの席料でもあるセット料金に含まれているお酒です。

お店ごとに数種類のお酒が用意されていることがほとんどで、定番のお酒としては焼酎、ウイスキー、ブランデーの3種類を挙げることができます。

【焼酎】

◯乙類焼酎

黒霧島(芋)
二階堂(麦)
いいちこ(麦)

◯甲類焼酎

JINRO
鏡月

【ウイスキー】

ジャックダニエル
サントリー角瓶
シーバス・リーガル

【ブランデー】

サントリーXO
ニッカ ドンピエール VSO

これらのお酒は、セット料金さえ払えば時間内は飲み放題となります。

また、基本的にキャストはハウスボトルは飲まずに後に解説するキープボトルやキャストドリンクを口にします。

キャバクラのお酒②:キープボトル

キープボトルはボトルごとに注文し、お店に3か月程置いておくことができる(キープできる)個人専用のお酒で、お店にまた足を運ぶという意思表示にもなる常連客向けのお酒です。

上述したハウスボトルとは異なり、飲みたいお酒を選んで注文できるほか、キャストも飲めるため毎回1杯ずつキャストにドリンクを注文するよりも割安で楽しむことができます。

キープボトルとして扱われるのは、焼酎、ウイスキー、ブランデーの3種類のお酒が多く、定番の銘柄としては以下を挙げることができます。

【焼酎】

◯乙類焼酎

吉四六(きっちょむ)(芋)
いいちこ(麦)
百年の孤独(麦)
一刻者(いっこもん)(芋)
魔王(芋)
しろ(米)
※1本10,000円〜50,000円程度

◯甲類焼酎

鏡月
※1本10,000円〜

【ウイスキー】

ジャックダニエル(テネシーウイスキー)
シーバス・リーガル
山﨑
白洲
※1本10,000円〜50,000円程度

【ブランデー】

カミュ
ヘネシーV.S.O.P
ヘネシーX.O
ルイ13世
ヘネシーリシャール
※1本30,000円〜10,000,00円程度

キャバクラのお酒③:単品のお酒(ボトル・グラス)

単品のお酒は、ビールやカクテルなど1杯ずつオーダーするもので、一度開封すれば酸化が進んでしまう発泡酒やワインなどの「抜きもの」が多く扱われます。

これらのお酒はキープボトルにはできないため、飲みたくなれば都度単品でオーダーする必要があります。

シャンパン、ワイン、ショット、カクテル、ビールの5種類のお酒が扱われることが多く、定番の銘柄としては以下を挙げることができます。

【シャンパン】

ヴーヴクリコ
モエ エ シャンドン
ドン・ペリニヨン
ソウメイ
アルマンド ブリニャック
※1本25,000円〜200,000円程度

【ワイン】

ロマネコンティ(赤)
カミュ(赤)
シャルドネ(白)
シャブリ(白)
カフェ・ド・パリ(スパークリング)
※1本10,000円〜200,000円程度

【ショット】

テキーラ
コカレロ
クライナーファイリング
イエーガーマイスター
※1杯2,000円〜3,500円程度

【カクテル】

カシスオレンジ
カシスウーロン
カルアミルク
ファジーネーブル
チャイナブルー
ジントニック
スクリュードライバー
モスコミュール
※1杯800円〜1,000円程度

【ビール】

金麦
アサヒ
サッポロ
ハイネケン
バドワイザー
※1杯600円〜1,500円程度

キャバクラのお酒④:キャストドリンク

キャストドリンクとはキャバ嬢用の単品のお酒で、その多くが1杯1,000円前後の一律料金として設定されています。

キープボトルのお酒が苦手なキャストもいるため、チューハイ、カクテル、ビール、ソフトドリンクなど幅広い種類が用意されているほか、仕事に支障が出にくい様に小さめのグラスやノンアルコールの銘柄も用意されています。

人気のキャストドリンクの例としては以下を挙げることができます。

ウーロンハイ
レモンサワー
カシスオレンジ
レッドアイ
ジンジャーエール

常連になるとメニューにはない「好きなお酒」が楽しめる⁉︎

常連客になったり、店長やマネージャーなど店の関係者との仲が深まると、要望次第ではお店で扱っていないお酒を取り寄せて用意してもらえることがあります。

お店にとってたくさんのお金を使ってもらえる「太客」として認められれば、専用のキープボトルの常備や、お祝いごとの際に特別な銘柄のお酒を取り寄せてもらえることもあります。

大好きな銘柄のお酒を片手にお気に入りのキャストとのひと時を楽しみたい、、特別な日を最高の一杯で飾りたいなど、常連になることでキャバクラでの遊びの幅をさらに広げることができます。